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山口県山口市

山口県山口市
総土地面積 102,323ha
耕地面積 9,246ha
  • 田: 8,340ha
  • 畑: 906ha
人口 193,268人
農家戸数 7,416戸 ※ 平成22年

気候

平均気温 15.9°C
平均湿度 75%
降水量 2,061.0mm
1mm以上の降水日数 92日

※ 気象庁 平成27年気象情報

農業の概要・特徴

北部の山地から、山口地域は椹野川が、徳地地域は佐波川が、盆地、南部の臨海平野を経て瀬戸内海に流れ込んでおり、阿東地域は阿武川が「名勝長門峡」を経て、萩市より日本海へと流れています。

また、広域交通網が東西南北に走り、県内の主要な都市に1時間以内で移動できるとともに、高速自動車道や山陽新幹線、山口宇部空港といった高速交通網との接続の便もよく、広域交流の拠点としての優位性を有しています。

  1. 徳地地域

    本市の北東部に位置し、総面積の89%を山地が占めている。本地域農業は、豊かな水系を背景に古くから稲作を基幹作物として発展してきた。昭和58年からは圃場整備事業を実施、281.1haの整備が完了し、整備地区においては、営農組合が効率的な農業を目指し、取組を行っている。

    1. 出雲地区

      地域の振興作物であるやまのいも、イチゴの生産が拡大しつつある。また、新規就農研修施設「チャレンジ農場」を設置している。

    2. 八坂地区

      高性能機械の導入や集団的な土地利用により、水稲種子の生産や、やまのいも、ピーマンの栽培が行われ、ライスセンター、育苗施設が整備されている。

    3. 柚野地区

      気候的な面から良質米の生産に適していることから、低コスト良質米の生産を図るとともに、野菜などの栽培を進めている。現在、国道315号沿いに地区の拠点施設である「農産加工販売所」を設置し、地区で採れた農林産物などの加工、販売を行っている。

    4. 島地地区

      地区内にある下津屋地区は徳地地域で最初に圃場整備事業に取り組んだ集落である。圃場整備後は水稲を中心として高性能機械による共同化を図り、生産コストの低減に取り組む営農組合として地域のモデルとなっている。

    5. 串地区

      農地の区画は不整形かつ狭小であるため高性能機械に対応する条件が整っていない。しかしながら、当地区は良質米の産地であることから、県内業者と提携し栽培を実施している。

  2. 仁保地区

    本市の北部に位置し、三面を山に囲まれ、その中央部を椹野川水系の源流部である仁保川が貫流してこの地域に耕地を形成した良質米生産地である。

    当地域は、米・麦のほか、ぶどう、もも、きゅうり、促成イチゴ、菊を取り入れた多角的な経営が盛んであるとともに、しいたけ、らっきょう、薬草などの特産的作目や漬物などの加工生産、畜産にも取り組んでいる。また、有機・減農薬の米やほうれん草などの農産物の生産も盛んな地域である。

    地域の共同利用施設としては、新農業構造改善事業によりライスセンターや育苗施設及び堆肥センターを整備し、効率的な農業や良質な土作りを推進している。

    多彩な作目を活かした特長ある活動として、生協産直や宅配サービス、道の駅「仁保の郷」における特産物直売といった多彩な流通販路を活用した地域農業の構造を持っている。

  3. 小鯖地域

    本市の東部に位置する良質米生産地域であり、地区の中央を国道262号が貫通し、上小鯖地区、東鯖地区、国道周辺の市街地に分類できる。

    当地域では、米・麦のほか女性や高齢者を中心に、ほうれん草、キャベツ、白菜、イチゴなどの生産が行われている。

    平成12年度に設置したライスセンターを中心に地域が一体となった営農システムの構築が進められている。

  4. 市街近郊地域

    都市計画法に基づく用途地域を中心に本市の中央部に位置する地域である。

    古くから米の他、市街地への地物野菜供給として土地生産性の高い農業が行われており、近年、促成イチゴの生産とともに、ほうれん草などの施設野菜の生産も盛んになってきている。

    都市化する当地域の中で、宮野大山路地区、吉敷畑地区においては基盤整備を実施し、水稲を中心とした農業も維持されている。

    大内地区、吉敷地区において直売所(朝市)を整備し、地産地消への取組を強化している。

  5. 名田島地域

    椹野川河口の東側に位置し、藩政時代からの干拓により造成された水田500ha余りが集団的に広がっている。

    米を中心に麦、大豆の他、野菜においては、たまねぎ、キャベツ、白菜、レタス、ブロッコリー、オクラ、スイートコーンなどの品目が生産され、近年山口県のオリジナル品種である「はなっこりー」の生産も積極的に行われている。また、アイリス、ストック及びフリージアといった花きの生産が盛んな地域でもある。

    大豆乾燥調整施設が整備されている秋穂二島地域に隣接しており、最近では大豆生産の拡大が図られている。

    平成23年度に県内最大規模の米粉製粉施設が整備され、県内学校給食パンなどの原料として米粉が供給されていることから、当地域において米粉用米の栽培も行われている。

  6. 秋穂二島地域

    瀬戸内海に面した冬期温暖な地帯である。

    当地域では米以外に、幸崎干拓をはじめとする地域で露地野菜作物(たまねぎ、キャベツ、ブロッコリー、白菜)が多く栽培され、本市でもっとも野菜の生産高が多い地域となっている。

    地域内に設置されたカントリーエレベータや育苗センターを活用し、名田島地域及び陶地域と共に効率的な農業の推進が行われている。

  7. 陶・鋳銭司地域

    当地域は、一部都市計画法に基づく用途地域があり、交通の条件も地区の中央部を東西に国道2号と山陽本線が通り、山陽自動車道のインターチェンジ、産業団地が整備されるなど、都市化が進んでいる地域である。一方で名田島地域に隣接した陶地区の一部や山間沿いの北部では、農業生産環境が多く残っている。

    米、ぶどう、野菜(白菜、たまねぎ、トマト、イチゴ)が盛んで、畜産にも取り組んでいる。また、平成17年度に直売所(朝市)が整備された。

  8. 嘉川地域

    当地域は、農地が山間に点在する地区と国道2号及び国道190号沿いの市街化が進む地区と干拓地を中心とした地区の大きく3つに分けられる。

    1. 佐山地区

      市街化が広がる中で、山口テクノパークや物流産業団地が整備されるなど、多産業の機能の整備が図られている地域と言える。

      名田島地域に次いで広大な干拓地帯が耕地の主体をなし、米作が中心で、その背陵地帯は、阿知須地域・宇部市に続く畑地帯が広がり古くはだいこんの山地として有名であった。野菜栽培においては、県内最大規模のイチゴ団地が整備され、たまねぎやブロッコリーなども生産されており、畜産にも取り組んでいる。

    2. 江崎地区

      大豆栽培の取組が進められるとともに、地域内に整備されたライスセンターなどの共同利用施設を活用し、当地域の農事組合法人を主体として積極的な営農が展開されている。

  9. 小郡地域

    本市の西部に位置し、地域内の北部を中心に山地が広がりその中には農地が点在している。また、南北に椹野川が流れ、その両岸に沿って農地が広がり、南端には水田が開け小郡開作が形成されている。

    しかし、昭和40年代後半に小郡開作の水田の宅地化が進み、優良な水田が大幅に減少した。また、市街地周辺部における水田も急速に開発が進み、小郡地域の水田面積も年々減少し、農家戸数及び経営面積が減少するとともに、農業従事者の高齢化も進み、農業活動の後退・縮小傾向にある。

    多くは水稲を主体とした個人完結型の農業生活が営まれている。また、野菜生産は概ね家庭菜園並みで、市場向け出荷は少なく朝市への出荷となっている。転作作物としては、施設野菜のイチゴや花き栽培が一部で行われている。

    平成22年度に山口中央農業協同組合により、管内で初めての直売所が整備され、地産地消への取組を強化している。

  10. 秋穂地域

    本市の南部、瀬戸内海側に位置し、比較的温暖な気候で年間降水量も少ない地域である。農地は平坦部の干拓地を中心とした水田が大半を占め、農業用水は大小200余りのため池に頼っている。圃場整備は126.4haが完了し、農業生産活動は、その気候や立地条件を活かして、水稲を主体に露地秋冬野菜・施設園芸などを組み合わせた複合経営や、観光みかん園を中心とした柑橘の生産が展開されている。

    地域の女性で構成されている団体による農産物の加工も盛んな地域である。

  11. 阿知須地域

    本市の南西部に位置し、東は周防灘に面し、南西は宇部市と接している。地域の中心部を井関川が、佐山地区との境界付近を土路石川が流れている。この両河川に挟まれた臨海部には2.86haの面積を持つきらら浜(阿知須干拓地)がある。

    農業形態は農家数が約500戸で、そのほとんどが第2種兼業農家である。稲作を中心とした営農であり、経営面積は平均0.7haと零細である。しかし、農業基盤整備の促進に取り組んだ結果、水田の耕作面積約370haのうち、8割を超える304.6haの圃場整備が完了している。

    そうした中で、農用地を利用して複数の集落営農組合が連携して、転作作物の集団化、農作業の共同化、農作業の受委託が円滑に行える組織体制の確立、高性能機械の導入などを行う組織が増えつつある。

    米以外の作物においては、麦、かぼちゃ、キャベツなどの栽培、その他、地域の特性を活かした新たな作物の栽培にも取り組んでいる。

  12. 阿東地域

    本市の最北部に位置し、標高900m前後の山々に囲まれた冷涼多雨、冬季は寒さも厳しく積雪も多い地域である。恵まれた気候と地域特性を最大限に活用し、コシヒカリを主とした良質米の生産、トマトを中心とした夏秋野菜の栽培、観光農園のりんご、梨などの果樹、シクラメン、菊などの花き栽培が行われている。畜産については、黒毛和牛の子牛生産が盛んであり、地域内で肥育・生産された「あとう和牛肉」は、道の駅「長門峡」で販売されている。

    昭和49年度から圃場整備事業を実施し、平成19年度には当初から計画されていたもの全て、約1,865.7haの整備が完了し、地域によっては農地の汎用化を行い、特定農業法人などによる水稲・大豆を中心とした大規模な土地利用型農業が行われている。

    また、阿東地域には農林業の振興や地域資源を活かした産業の振興などを目的として一般社団法人ふるさと振興公社が設立されており、担い手農家への農地の貸付、農作業受委託事業、新規就農者育成や都市農村交流などを行っており、平成23年度から「あとう和牛」の肥育経営を開始されている。

    1. 徳佐地区

      盆地状の地形を活かした特定農業法人などによる大規模な水稲・大豆の生産、トマトなどの施設野菜、シクラメンなどの施設園芸の経営などが行われている。また、りんごの栽培が盛んで、観光リンゴ園を中心とした経営が行われている。地区内には肥育センターや堆肥センターがあり、肉用牛の経営も盛んに行われており、耕畜連携による資源循環型農業の取り組みを行っている。

    2. 嘉年地区

      基盤整備された圃場を中心に、特定農業法人により、ほぼ地区全域の農地を集積し、大規模な土地利用型農業が行われている。トマト、ほうれん草などの施設野菜や畑わさびの生産、繁殖牛経営も盛んな地域である。

    3. 地福地区

      水稲や大豆のほか、トマト、イチゴの施設野菜も栽培されている。また、りんご、梨、ぶどうの生産も行われている。

    4. 生雲地区

      水稲や大豆の生産に取り組んでいる特定農業法人を中心に、トマト、肉用牛、梨などの生産も行われている。また、中山間地域等直接支払制度の取り組みについては、複数の集落が一体となった大規模な広域連携の組織が作られており、共同運営体制で運営されている。

    5. 篠生地区

      山間部が多い地域であるが、特定農業法人が設立されるなど水稲中心の生産が行われている。また、トマトや梨の栽培も盛んであり、観光農園として活用されている梨園もある。地区内には道の駅「長門峡」があり、地域食材の提供や特産物の販売がなされている。

主要作物 作付面積 収穫量 アピールポイント
5,070ha 25,500t  
753ha    
大豆 175ha 312t  

生産量は2016年度

研修・助成制度等就農支援

  1. 給付金
    新規農業就業者定着促進事業(就農前) 農業技術及び経営ノウハウの習得のための研修に専念する就農希望者への支援
    ※ 年齢など制限有
    青年就農給付金(準備型) 山口県が認める先進農家・先進農業法人などで研修を受ける就農者に最長2年間、年間150万円の給付
    ※ 年齢など制限有
  2. 研修
    山口市徳地チャレンジ農場

    新規就農希望者が基礎的な栽培技術の習得を実際の栽培場面で学べる施設です。

    1. 支援内容

      研修生用専用住宅、研修終了後の住居・農地提供など

    2. 研修作目

      イチゴの高設栽培・ほうれん草の溶液栽培・ピーマン・やまのいも・水稲

    3. 研修期間

      最長2年間
      ※ 青年就農給付金(準備型)支給対象研修施設

  3. 農業経営開始後
    青年就農給付金(経営開始型) 農業経営開始直後の青年就農者に対し、経営の安定を図るため、給付金として最大年間150万円(最長で5年間)の給付
    ※ 年齢など制限有
    施設・機械器具の整備補助 就農開始に必要な小規模の施設・機械器具について50万円を限度とした補助制度
    ※ 就農開始後3年以内の方
    農地借入料の負担軽減 就農するための農地に対する賃借料について、貸借契約期間の初めの2分の1の期間を無償にする補助制度
    ※ 最長5年間
    農の担い手づくりサポート事業 農業経営改善や能力向上のために必要な技術などの習得にかかる研修費などについて、対象経費を補助する制度
    ※ 認定新規就農者になって5年以内の方
    少量多品目栽培用ハウス支援事業 青果市場などへの出荷を目的とした少量多品目栽培用パイプハウスの資材費などを補助する制度
    ※ 認定新規就農者の方
  4. 体験
    おいでませ農の担い手確保事業(おためし農業体験) 山口市での就農に関心がある方の希望に応じた農作業体験と、体験後の食事の時間を先輩農業者と共有することで、山口市での就農・就業を体験できます。
    ※ 旅費などの支援有

就農受入情報

イチゴ栽培 ベリーろーど
日本一のイチゴ産地を目指して活動しています!

農地情報

詳細を確認する必要がありますので、農林政策課までお問い合わせください。

住居・暮らし情報

お問い合わせ先

山口市 経済産業部農林政策課 TEL: 083-934-2819
FAX: 083-934-2651

山口県山口市の先輩就農・就業者

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