就農までのみちすじ
農業を始める心構えは大丈夫ですか?
-
なぜ農業をやりたいのか。動機がしっかりしていること。
農業の何に魅力を感じ、憧れているのか。憧れは強いほうがいいのですが、ただ単に憧れているのでは夢は実現しません。農業が好きであり、意欲、努力、行動力、そして知恵が必要です。
また、就農希望者本人が農業の厳しさを承知したうえで、専業農家として自立する強い意志が大切です。
-
家族の同意と協力が得られること。
農業を始めるということは、単に職業を変えるということではなく、そこで生活していくということです。
農村は、都会と違い交通機関や商店街、医療機関、教育・文化施設などの面で、不便なことも多いと思います。そうした条件を家族が納得し、理解と合意を得ることが必要です。
農業は夫婦が協力してするのが基本です。農作業を夫婦が分担、あるいは共同ですれば能率が上がるし、作業の精度もよくなります。
-
何を作るのか。どんな農業を目指すのか。営農計画をたてること。
-
しっかりした資金計画をたてること。
農業を始めるということは、起業すること、すなわち農業経営を開始するということで、あなたが経営者になるということです。経営を開始するには開業資金が必要です。開業資金が全く無いか、あるいは少ないと、開業は困難です。開業資金は借りることもできますが、借りたお金は当然のことですが、返済しなければなりません。
開業資金の準備をしておくとともに、経営開始時から数年間は所得が少ないことがありますので、生活費の2~3年分も準備しておくことが大切です。
-
農村には農村の風土、文化があります。まずそれの理解に努めること。
新たに、農業経営を始めるということは、その農村で生活することになります。つまり農村社会の一員になるということです。農村では、農業用水の利用にともなう共同作業など、直接営農に関わることや、農村特有の伝統行事、祭りなど、農村の一員として協力しなければならないことが少なくありません。
そういった行事に積極的に参加し、地域に溶け込むことで、農村の人とのふれあいや、お互いに情報交換もできるので、都会とは一味違った人情あふれる生活が営めます。
地域の人との付き合いができれば、作物の栽培方法なども教えてもらえますし、農地や住宅の情報なども得ることができます。平素の付き合いを大切にして、信頼関係を築き上げることが必要です。
-
農村の風土、文化を理解する
-
地域住民とのコミュニケーションを築く
-
地域住民と積極的に情報交換をする
-
地域住民との信頼関係を構築
就農までのみちすじ
-
就農現地の紹介
-
就農促進会議の開催
就農希望場所が決定した場合、あなたを受け入れるために市町・農業協同組合・農林事務所などが新規就農者の経営・生活について、受入のための協議会を開催し、就農できる体制づくりを進めます。
-
就農現地の紹介
やまぐち農林振興公社では、様々な就農イベントを開催しております。詳しくはイベントをご確認ください。
-
-
就農促進会議の開催
就農希望場所が決定した場合、あなたを受け入れるために市町・農業協同組合・農林事務所などが新規就農者の経営・生活について、受入のための協議会を開催し、就農できる体制づくりを進めます。
-
農業研修
認定就農者は、経営開始のために農業大学校・農業協同組合・先進農家・農業法人などの研修を受けることができます。
-
営農開始
経営計画に基づき農業を開始します。
効率的かつ安定的な農業経営を営む者(認定農業者:農業経営基盤強化促進法)として認定を受けます。