分収林事業の仕組み

分収造林契約の内容 (R6.3.31現在)

分収造林契約時期別件数・面積
契約時期 契約期間 分収率 件数 面積(ha)
S41〜H元 50年間 公社6:所有者4 1,617 11,759
H2〜H12 70年間 公社6:所有者4 376 2,060
H13〜16 80年間 公社7:所有者3 84 394
  2,077 14,213

注)「契約期間」、「分収率」については、当初の契約内容

分収造林契約面積の内訳

契約面積内訳
区分 面積(ha)
契約面積 14,213
除地 630
経営面積 13,583
経営面積内訳
区分 面積(ha)
人工林地   12,623
公社植栽地 12,443
立木買上地 14
無償提供地 166
天然林地 596
施業外地 364
契約面積内訳
区分 面積(ha)
スギ 2,033
ヒノキ 9,730
マツ 860
所有形態・保有規模別契約件数・面積
保有規模 5ha未満 10ha未満 50ha未満 50ha以上
所有形態 個人有 件数 967 363 108 1 1,439
面積(ha) 2,506 2,449 1,546 56 6,557
共有 件数 120 92 85 7 304
面積(ha) 374 668 1,647 563 3,252
市町有 件数 26 61 105 4 196
面積(ha) 88 463 2,129 235 2,915
社寺有 件数 18 13 4   35
面積(ha) 57 94 65   216
会社有 件数 8 8 2 1 19
面積(ha) 27 57 24 56 164
財産区有 件数 3 5 5 2 15
面積(ha) 9 35 71 105 220
団体有 件数 17 19 29 2 67
面積(ha) 58 144 549 124 875
県有 件数 1   1   2
面積(ha) 3   11   14
件数 1,160 561 339 17 2,077
面積(ha) 3,122 3,910 6,042 1,139 14,213

樹種別(スギ、ヒノキ)・齢級別構成表

分収造林契約の内容

造林事業の実績
区分 第1期 第2期 第3期
S41〜60 S61〜H12 H13〜H22
県造林面積(ha) 80,385 21,415 4,692 106,492
公社造林面積(ha) 10,034 2,967 356 13,357
公社シェア(%) 12.5 13.9 7.6 12.5
樹種別造林事業実績
区分 スギ ヒノキ マツ
人工林面積(ha) 2,018 10,204 1,135 13,357
構成比(%) 15.1 76.4 8.5 100.0

施業種別事業量及び事業費実績(主な事業種)

施業種別造林事業実績
区分 事業量(ha) 事業費(百万円)
新植 13,357 7,877
改植・被害跡地造林 1,168 522
下刈 97,243 10,326
つる切 9,056 744
除伐 14,078 2,933
枝打 17,341 5,249
保育間伐 20,876 4,556
利用間伐 1,166 590
区分 事業量(m) 事業費(百万円)
作業道開設 306,224 787
管理歩道開設 626,175 133

分収林施業・管理委託の概要

当公社は、平成26年3月に策定した「分収造林事業経営改善計画書」において、経営改善の取組みの基本方針の一つとなる「収益性に配慮した経営の合理化」の一環として「公募型プロポーザル方式の導入による施業・管理委託の推進」を行うこととした。

このため、令和3年度から新たに5年間に及ぶ分収林の施業及び管理業務をコスト意識や技術力の高い民間事業体(山口県森林組合連合会)に委託した。

委託区域
分収造林経営地 13,600ヘクタール
委託期間
令和3年4月1日から令和8年3月31日まで
委託業務内容
  • 公社が定める施業基準及び仕様書等に基づき適切に行う。
    主な事業: 除伐、枝打、保育間伐、利用間伐、作業道開設、間伐材等運搬
  • 市場販売を基本とし、有利な販売を行う。
  • 森林経営計画の作成及び管理を行う。
    分収造林契約の定期的な森林調査及び巡視を行う。
    造林地の管理(作業道補修、除伐等)を行う。
  • 造林補助申請書類の作成及び現地対応を行う。
    保安林等許可申請の手続きを行う。
    災害等に伴う現地対応を行う。

分収造林事業の流れ