就農支援

山口県山口市

土地総面積 1,023km2(R4国土交通省国土地理院)
耕地面積 8,800ha(田: 8,040ha / 畑: 767ha)(R4山口県統計年鑑)
人口 193,966人(R2国勢調査)
農家戸数 4,736戸(2020年農林業センサス)

気候

山口市は、南北に長く、南は瀬戸内海、北は島根県津和野町にいたる広大な市域を有しています。北部は、中国山地の南西部にあたり積雪もあります。南部は、瀬戸内海式の温暖な気候です。

農業の概要・特徴

山口市は、山口県の中央部に位置し、地域ごとに異なる気候を活かして多彩な作物が栽培されています。北部では、水稲を中心に準高冷地の気象条件を活かして野菜、果樹、花き等、中部では、施設園芸、南部では、大規模な水稲・麦・大豆、露地野菜等を栽培しています。その中でも山口市で就農を目指す方には、

  • 山口あぶトマト
  • 長門峡梨
  • 徳佐りんご
  • 徳地いちご

の4つをおすすめしており、すでに多くの方が産地で活躍しています。

主要作物 作付面積 収穫量 アピールポイント
山口あぶトマト 10.6ha(うち阿東支部 5.5ha) 873t(うち阿東支部520t) 中国地方最大級の夏秋トマト産地として部会員が一丸となって栽培しています!県内のトマト産地で唯一選果場が整備されていることから、生産者は栽培に専念し、安心してトマトを作ることができます。研修から就農まで一貫したサポートを受けられます。
長門峡梨 6.7ha 155t 明治時代に栽培のはじまった歴史ある産地です。継承者を募集している園地があり、就農初年度から収穫できます!
徳佐りんご 35ha 約600t 西日本最大級の生産量を誇る徳佐りんご。"ふじ"を中心に各園で20~30種類のりんごを生産し、観光園(りんご狩り)を営んでいます。
徳地いちご 1.67ha 50t いちご専門の研修施設(徳地チャレンジ農場)があり、1人に任される面積が広いため、就農後のイメージを持ちながら研修を受けることができます。研修生専用住宅(家賃1万円/月)も用意しています。

研修・助成制度等就農支援

相談

就農相談を電話やメールで受け付けています。また、やまぐち農林振興公社のイベントへも積極的に出展しており、相談ブースを設けています。

体験
山口市おためし農業体験 対象: 山口あぶトマト・長門峡梨・徳佐りんご・徳地いちごでの就農を検討されている方
日程: 御希望の日程で、体験を調整します。
費用: 無料 ※食事や保険料等実費がかかります。県外在住の方には、交通費・宿泊費の補助があります。
山口県移住加速化事業 県内での現地就農体験を原則1ヵ月以上6ヵ月以内で実施される方
補助額: 体験者1人当たり、月額12万5千円
お試し暮らし住宅の活用
アパートを活用したお試し暮らし住宅
補助対象経費の1/2 最大5万円を補助
秋穂二島お試し暮らし住宅
1週間: 6,500円~利用可能
研修
就農準備資金
新規農業就業者定着促進事業(研修生支援)
最長2年間、年間最大150万円の支援を行います。別途要件があります。
阿東トマト栽培研修 阿東地域でトマト栽培に取り組まれる方
※農業次世代人材投資の活用を検討します。
就農後
経営開始資金 最長5年間、年間最大150万円の交付を行います。別途要件があります。
新規就業者等産地拡大促進事業(生産強化整備支援) 施設園芸のハウスの初期投資等を支援します。
事業主体: 農業協同組合又は農地所有適格法人 補助率: ハウス資材経費等の1/2以内
※事業実施主体が農業協同組合の場合は、対象者とのリース契約を締結します。
施設・機械器具の購入補助(新規農業就業者定着促進事業) 就農開始に必要な小規模の施設・機械器具について補助を行います。
補助対象: 営農に必要な施設及び機械整備に係る経費についての支援
事業主体: 農業協同組合等
補助率: 事業費の1/2以内(上限50万円)
新規就農者農地確保支援事業 対象経費: 農地中間管理機構から農地を借り受けた認定新規就農者の内、就農後3年以内の農地賃借料
補助率: 100%
対象期間: 賃借契約期間の1/2(最長5年間)
定住支援(家賃補助)
新規農業就業者定着促進事業
認定新規就農者又は新規就業者で農業開始後3年以内の家賃
対象経費: 1戸建て又はアパートの家賃(間借り利用は不可)
補助率: 2分の1以内(上限月額3万円)

農地情報

全国農地ナビ」をご覧ください。

住居・暮らし情報

お問い合わせ先

山口市農業振興課 〒753-8650 山口市亀山町2-1山口市役所2階
083-93-2946
n-shinkou@city.yamaguchi.lg.jp
受付時間: 平日: 8:30~17:15(土、日、祝日、年末年始休館)