先輩の体験談

経営の概要

経営規模 ビニールハウス: 3,000m2
栽培品目
  • イチゴ(高設栽培): 3,000m2(品種: 紅ほっぺ、やよいひめ、かおりの)
販売方法 業務用(和・洋菓子店、料理店)、直売所、直売、農協出荷
労働力 本人、妻 、地元障害者施設(作業委託)

就農までの経緯と就農の動機

  • サラリーマン時代に転勤をきっかけに、妻の実家がある山口県の豊かな自然や地域の人々のふれあいを感じました。
  • 農業参入への思いが高まったのは、未経験者が挑戦している例や、新規就農の支援制度を知り、自分も挑戦してみようと決意しました。

栽培技術の習得

  • 大阪から防府市に移住し、県の支援事業を活用して妻とともに2年間、徳地チャレンジ農場でイチゴやトマトの栽培技術を学びました。

農地確保や施設整備など

  • 農地は、やまぐち農林振興公社事業を活用して54a確保しました。
  • ビニールハウスや必要な機械などは単県リース事業で整備しました。
  • 家は農園から徒歩3分の古民家を借り、単県事業で水回りを改修しました。

これまでを振り返って

  1. 生産面

    就農当初は、イチゴ以外の品目も計画していましたが、技術・販売面などを考え、 イチゴに特化し品種も3品種(紅ほっぺ、やよいひめ、かおりの)に絞っています。

  2. 販売面

    平成20年に、販売先を農協中心から、直販体制に順次重点を移し、業務用を中心に販路を確保してきました。

  3. 労働力その他

    基本は妻との2名体制で、単純作業を地元の障害者福祉施設に作業委託しています。 また、新農業人ネットワークの会員となり、全国の新規就農者と情報交換したり、新規就農希望者との交流を行っています。

これから就農を考えている方へ

今の所得はサラリーマン時代の半分、自然相手に不安もありますが、それを上回る おもしろさや充実感は他では得られません。

  1. 作物と農地は関係が深い;気候や農地の特性をよく確認すること。親族や知人の農地があるからと安易に決めないこと。
  2. 高い目標設定よりベターな選択を。無難な計画で始め徐々に高い目標を目指す。
  3. 儲からない計画は赤字経営。楽しみ半分では、生活できない。黒字計画を!
  4. 名選手、名監督にあらず。人柄と自身との相性で1人の師匠を決めること。
  5. 助成措置は、将来の農業所得で納税してお返しするつもりで取り組んで欲しい。

また、地域の行事などに積極的に係わり、地域の一員としての役割を果たすよう努めてください。

今後の計画

  • 品質の維持・向上が見込めたらイチゴの栽培面積を段階的に拡大したい。
  • 育苗施設増強で作型を広げるとともに、苗販売や加工販売で周年販売を強化していく。
  • 雇用の活用および作業分担により、85歳まで現役で経営に携わる。
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